平日


授業週目


11

雪のため授業なし

この日から学校の予定でしたが、雪のため授業が中止となり、ホストファミリーと一緒に過ごしました。朝ホストファーザーの Mike と一緒に絵を描いた後、ホストマザーの Sheila と一緒に映画「スカイスクレイパー」を見ました。アクション映画だったため、他のジャンルよりも内容が理解しやすかったです。その後、Sheila とアメリカと日本の違いについてたくさん話しました。夕食のあとは、また映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を見ました。映画が終わると、今度は Mike とテレビでマイケル・ジャクソンの特集を見ました。いろいろな曲を教えてくれたり ”Beat It” を少し歌ってくれたりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。

学校は休みになりましたが、ホストファミリーがたくさん話をしてくれたので、充実した1日となりました。



Mike から借りた72色の色鉛筆


12火)

雪のため授業なし

朝起きたら Sheila からこの日も授業が中止になったことを知らされました。久しぶりにみんなと会えると思っていたのにとても残念でした。この日も Sheila が映画「インデペンデンス・デイ」を見せてくれましたが、途中で眠くなって寝てしまいました。起きると、ホストブラザーの David が一緒にビデオゲームをしてくれました。マリオカートをしましたが、David はとても強く、何回も負けてしまいました。夕食は以前 Mike が好きだと教えてくれた、ペパロニピザを食べさせてもらいました。とてもボリュームがあり、少し食べただけでお腹がいっぱいになりました。夕食後に洗濯機の使い方を教えてもらい、洗濯をしてリビングに戻ると、Mike がいたずらをした形跡がありました。




初めてのアメリカのピザ

コップの水に…


13(水)

シアトル観光

やっと先生とみんなに会うことができ、とても安心しました。最初にハスキー犬がマスコットのワシントン大学に行きました。前年の先輩が言っていたハリーポッターに出てくるような図書館を見学しました。それから Theo's Chocolate というチョコレート店に行き、初めてアメリカのお金で買い物をしました。2日間学校がお休みになり、まだお金の数え方がわからなかったため、ティーチャーガイドの Alissa に助けてもらいました。店員さんも急かさずに優しく接してくれたので助かりました。みんなそれぞれホストファミリーに次の日のバレンタインデーに向けてチョコを買いました。次にシアトルのランドマークとして知られているスペースニードルに行きました。塔の一番上まで上がるとシアトルを一望することができました。そしてモノレールに乗って移動し、昼食を食べに行きました。昼食のハンバーガーはとても大きいため、友達と2人で分けて食べました。シェイクを頼んだら、同じサイズのおまけのシェイクがついてきて、その量に驚きました。その後パイク・プレイス・マーケットに行きました。そこではみんなで研修後に必要なお揃いのTシャツを買ったり、ガムウォールの前で写真を撮ったり、スターバックスコーヒー1号店で買い物をしたりしました。事前に関先生の授業で知ったシアトルの観光名所に行くことができ、感動ものでした。最後に宇和島屋という日系スーパーマーケットに行きました。そこでステイ先でつくる日本食の材料を買いました。日本人の店員さんがレジをしていたので、友達とそこに並びました。アメリカのレジでは順番待ちをしているときに購入するものをベルトコンベアに乗せます。置く前に前のお客さんの品物と混ざらないように仕切りを置きました。お会計のときに、また Alissa に助けてもらいました。

遅くに帰宅したので夕食はすでに終わっており(いつも夕食は夕方4時)、Sheila が別スープをつくってくれました。それから Sheila20年前に同じステイ先にお世話になった先輩のホームページを見ました。「初めて見るわ!」と言ってとても喜んでいました。すると、気になった Mike も見に来てホストファミリー紹介に書かれていた、昔金属探知機で見つけたお宝を私にも見せてくれました。土の中に埋まっていたとは思えないほどの立派なリングがたくさんあって、本当に驚きました。





スケスケ

アメリカサイズのシェイク

Mike のお宝


14(木)

消防署見学バレンタインデー

バレンタインデーだったため、前日に購入したチョコレートを学校に行く前に Sheila に渡しました。家族分の枚のチョコレートを渡してくれるように頼むと、「みんなの分隠していい?」と言われました。冗談で言っているとかったので笑いました。

スタディセンターに到着し、Mary に中を少し案内してもらった後に消防署見学へと向かいました。消防署では綺麗な人のお姉さんと人の男性の消防士さんが質問に答えてくれました。上手に質問ができなかったことをよく覚えています。事前にもっと練習をしておくべきでした。つ質問をするとその中で関連して別の質問にも答えてくたので、流れを考えて次の質問はどれにするかということに頭がいっぱいになってしまいました。その後、消防服を着させてもらえることになりました。お手本のお姉さんがたった42秒で消防服に着替えていました。私たちも挑戦しましたが消防服はとても重く、簡単に着替えることはできませんでした。それから、実際にホースを使った放水活動体験や救急車両の見学をさせてもらいました。アメリカの消防士の方々は、英語の聞き取りにまだ慣れていない私たちに丁寧に対応してく、とても優しかったです。

スタディセンターに戻りそれぞれお昼をとった後、事前に家で書いてきたバレンタインのカードを交換し合いました。カードのメッセージは友達の好きな所を書いたり、先生には感謝の気持ちを書いたりしました。日本では友達にお菓子をあげるだけですが、アメリカのバレンタインデーは思っていることを言葉にして改めてきちんと伝える、素敵な行事だと思いました。

家に帰ると、Sheila が夕食時にアメリカのお菓子(スキットルズ)をくれました。夕David がつくってくれました。みんな大きなじゃが芋をフォークでつぶしてマッシュポテトにしてサワークリームやバターをつけて食べていたので、真似をして食べました。最初につぶさずにそのまま塩をかけて食べていたら、びっくりされました。

寝る前には Mike Sheila にバレンタインの手紙を渡していてとてもラブラブだと思いました。日本の我が家では見られない光景です。





番へたくそ

Alissa 手作りのバレンタインボックス

アメリカの大きなじゃが芋


15

アメリカ行事体験ウェルカムパーティー

学校でアメリカの行事の体験授業をしました。10個のアメリカ行事についてみんなで勉強した後、実際にクリスマス、ハロウィン、イースター、サンクスギビングを体験をさせてもらいました。クリスマスツリーを飾りつけたり、仮装をしたり、エッグハント(隠された卵を探すゲーム)をしたり、お昼には大きなターキーを食べたりなどと短時間でアメリカ行事に親しむことができました。お昼の後に近くのモールでバレンタインコーナーを見たときは、売り場が嵐が去った後のようで衝撃を受けました

いったん家に帰って休んだ後、再度 Sheila, Mike, David と一緒にスタディセンターに向かいました。アメリカに来た当初に行う予定だったウェルカムパーティーをすることになりました。みんなのホストファミリーを見ることができました。夕食をご馳走になった後、それぞれが自分のホストファミリーと一緒にファミリーフラッグ(家族を表すイラスト)を作成しました。できたイラストは、私たち日本の学生が代表して、みんなの前で説明しました。とても緊張したことを覚えています。





なつみ王子

バレンタインコーナー

話し合い中…


授業週目


18(月)

授業お買い物

この日だけ人で起きれず、Mike にお世話になりました。

スタディセンターでは家でホストファミリーに聞いてきたお気に入りのアメリカ行事を発表し合いました。ほとんどの家族がクリスマスとサンクスギビングを選んでいました。このつはアメリカ人にとって家族で過ごせる大切な日なんだそうです。

授業の後、クリスピー・クリーム・ドーナツというとても甘いドーナツ屋へ行きました。野中先生が買ってくたドーナツをみんなで口ずつ回しながら食べました。思っていたより甘くなくてとてもおいしかったです。お店ではドーナツ製造過程も見ることができました。

その後お土産を買いにショッピングモールに行きました。なつみさんとあゆさんのホストシスターにおすすめの店を案内してもらいました。ビルド・ア・ベア・ワークショップというくまのぬいぐるみに自分で綿を入れてつくるお店自分でアイスのトッピングを選ぶお店新潟にはないので、とても新鮮で面白かったです

Mike が前日につくってくれると言っていたスパゲッティでした。日本で食べるスパゲティのソースとは違いお肉とトマトが入っていました。寝る前に Mikeがパソコンで自分でつくった音楽を聞かせてくれました。そのときに「週後はもう帰らないとなんだなぁ」と寂しくなりました。私が帰るまでに曲をつくってくれると言ってくれて嬉しかったです。




10種類のドーナツ

手作りスパゲティ


19

警察署見学

朝起きてお昼のイチゴサンドをつくってから、スタディセンターまで送ってもらいました。

Sheila が警察署まで送ってくれ、見学についてきてくれました。警察署に着くと、ボランティアの方が中を案内してくました。難しい単語ばかりで話すスピードとても速く、理解が難しかったです。裁判所も見学ました。とても貫禄のある裁判官の方に質問に答えていただいた後、その方が着ている裁判官の服を着せてもらいました。とても大きく、重みがありました。

午後は Alissa がアメリカで有名な絵本「キャット イン ザ ハット」 を読んでくれました。その絵本は Mike が以前教えてくれたシリーズだったので、読んでもらえて嬉しかったです。その後は言葉遊びをしたりアメリカと日本の休暇の過ごし方について話をしたりと、充実した時間を過ごしました。

家に帰ると Grandpa の釣り仲間が遊びに来ていて、一緒に夕を食べました。食後は Mike と一緒にポップコーンをつくりました。家には電子レンジ用のポップコーンをつくる容器ととても大きなボウルがありました。日本では家でポップコーンをつくったことがなかったので、とてもワクワクしました。私はバターと塩で味付けをしましたが、Mike はバターと唐辛子で味付けをしていました。唐辛子味のポップコーンを少し味見させてもらったら、口から火が出そうになりました。

それから David がリビングに戻ってきて一緒に日本のアニメを見よう、と誘ってくれました(もちろん英語音声です)。ここ何日か夕食後に一緒にアニメを見ることが日課だったのですが、この日ついに最終回を迎えました。見終わった後、「おもしろかったから是非日本でもうたい!」と伝えました。




裁判所

大きなボウル


20(水)

シアトル観光

体調を崩していた友達が復活して久しぶりに全員揃いました。ですが、まだ風邪をひいている子が何人もいて少し心配でした。

週間ぶりに運転をしてくKim さんに会うことができ、またお世話になりました。最初に大きな滝を見に行ったのですが、霧がすごく何も見ることができず少し残念でした。その後 Northwest Railway Museum という鉄道博物館アウトレットモール、そして別のモールき、お土産を買うことができました。モールではお昼に中国料理を食べ、友達が行きたいと言っていたマリナーズショップにも行くことができました。そのお店を探すため、勇気を出して他のお客さんに道を聞いてみることに成功しました。多くある店の中でマリナーズショップに辿り着いたときは、感動しました

そして最後にKimさんアルカイビーチというダウンタウンの対岸にある海辺の公園に連れて行ってくれました。どこまでも続く大きな海とダウンタウンの眺めを見ることができ、みんな大喜びでたくさん写真を撮りました

夜は Sheila Mike が外食に連れて行ってくれました。私は食べてみたかったフィッシュアンドチップスSheila と一緒に注文しました。想像通りとても美味しかったですが、案の定途中でお腹がはちきれそうになりました。水曜日はパイ無料デーでいろいろな種類のパイを個注文することできました。

途中で Sheila の携帯にしおんさんのホストマザーの Mary から突然電話がかかってきました。Sheila はその日ボランティアの会議があることを忘れていたそうです。食事中断して、私と2人で集会所へと向かいました。会議では難しい話をしていたので、しおんさんと別の場所でアメリカの雑誌を読んだり、ホストファミリーの話をしたりして静かに楽しく時間を過ごしました。




Alissa

レストラン初体験ー!


21(木)

グリーンリバーカレッジ見学/シニアホーム見学

日本に帰る夢をました。悲しい気持ちで起きると、Sheila がハグをして「週間だけじゃなくてもっとここにいて」と言ってくれました。もうすぐ帰らなければいけないことを実感しとても悲しくなりました。

この日は小学校で発表するはずであった数字の数え方のプレゼンテーションをシニアホームで行うことになったため、朝からしおりさんのホストマザーの Jane が熱血指導をしてくれました。そしてプレゼンのあとにカエルの歌森のくまさん曲を日本語で歌うことになりました。

昼頃グリーンリバーカレッジに行き、月から半年間留学している人の友達に会うことができました。久しぶりに会った人は英語がペラペラになっていて、とてもかっこよかったです。大学見学では、現地の学生が大きな階段に座ってみんなでお昼を食べている光景をて「アメリカっぽいなぁ」と思いました。

その後シニアホームを訪問しました。想像を超えた豪華さに驚きました。中に入るとピアノの生演奏を BGM にし、おじいさんおばあさんがゆったりと各々の時間を過ごしていました。緊張の中プレゼン発表を終え、その後発表を聞いてくれていた方々と少し話をする時間がありました。シニアホームでの生活についてたくさん面白い話をしてもらえました。

クラスが終わると、Sheila がアメリカの100円ショップに連れて行ってくれました。3月にある「セント・パトリックス・デー」という町中が緑1色になる行事に関するアイテムがたくさん売られていました。

夜は Sheila, Mike, David ビュッフェに連れて行ってくれました。近くの席には子供にバルーンを売っている怪しいおじさんが座っていました。帰り際に David が「つくってもらおうよ!」とそのおじさんのところに私を連れていってくれました。最終的にそのおじさんは私に好みを聞いてくれ、テディベアとお花のかわいいバルーンをつくってくれました。Sheila にもオラフのバルーンをプレゼントしてくれて、結果そのおじさんは悪い人ではありませんでした。素敵な思い出ができて嬉しかったです。




話をしてくれた優しいおばあさんと

バルーンおじさんと


22(金)

クラフトデー/ボリング

この日から、さよならパーティーでホストファミリーに渡すフォトフレームとジャーナルの作成を始めました。Alissa が用意してくれた色紙とシールを使わせてもらい、みんなで時間内に終わらせることができるよう黙々と作業を進めました

午後からは Mary Sheila も来てくれて一緒にボウリング場に行きました。お昼にルートビアというアメリカでよく飲まれている飲み物とナチョスを野中先生から味見させてもらいました。ルートビアはしおりさん以外みんな口をそろえて「薬の味がする」と言っていました。

私はなつみさんと一緒に野中先生と同じレーンでボウリングをしました。あまり点が取れなかった私に対してAlissa, Mary, 野中先生、そして後ろで応援してくれていた Sheila たくさんアドバイスをしてくました。野中先生はもちろん Mary もとてもスコアが高く驚きました。最後にはお店の方がボリング場の裏側に案内してくださいました。新しいピンがどのようにセットされるのかを見ることができ、その仕組みはとても面白かったです。

この日はしおんさんと一緒に H-mart (日本の食材売っている店)に寄って日本食の材料を買い、家に帰り夕食をつくりました。しおんさんはお得意の焼きそばを、私は肉じゃがをつくりました。私の肉じゃがはともかく、しおんさんがつくった焼きそばはとてもおいしく、私のホストファミリーもとても喜んでいました。特に David が「おかわりはないの?」と聞くほど焼きそばを気に入っていました

夕食後は Sheila, David, そしてしおんさんとUNOをしました。アメリカのルールは日本とは違い度に同じ数字を重ねて出してはいけませんでした。David がゲームのディーラーをしてくれたときに、机にカードを広げてわしゃわしゃとシャッフルをしていて自ら「これがクレイジーシャッフルだー!」と言っていたり、カードを表にして配ったりしていて、とてもおもしろくて特にしおんさんが笑っていました。




フォトフレーム完成!

日本食完成!


授業週目


25(月)

クラフトデー

さよならパーティーが翌日迫ってきていたので、みんなで1日中ジャーナルづくりに集中しました。ジャーナルには自分の住所などの情報、日本食の作り方、ホストファミリーへのお礼を書きました。最初は不安で Alissa に英文をチェックしてもらっていたのですが、それ以外はそのままの自分の英語でジャーナルを完成させることにしました。

この日は Sheila が病院にいくことになってしまったため、しおんさんのホストマザーの Mary に家まで送っていただきました。家に着くと Sheila が待っていてくれました。自分が毎日苦労を掛けたからだと、申し訳ない気持ちになりました。

夕食Sheila と食べに行く予定だった中華料理をわざわざ家で頼んでくれました。体調が悪い中そこまで気にかけてもらって本当に申し訳なかったです。お土産であげた京友禅紙の割り箸を Sheila 使ってくれて嬉しかったです。私よりお箸の使い方が上手で驚きました。

みんなが寝てから夜中の時過ぎまで、前日から描き始めたホストファミリーの似顔絵の続きを描きました。




いろいろな種類の中華料理

暗闇の中、完成!


26(火)

クラフト完成、プレゼン練習/さよならパーティー

午前中に全員ジャーナルを完成させることができました。みんなの完成品を見させてもらいましたが、それぞれ個性豊かでアイデア満載で見ていておもしろかったです。

ご褒美で Alissa が近くのアイバースに連れて行ってくれました。研修前に授業で関先生に教えていただいたクラムチャウダーが有名なお店です。念願のクラムチャウダーはとてもおいしく、最後にみんなで食べることができてよい思い出になりました。

それからスタディセンターに戻ってさよならパーティーで行うプレゼンテーションの練習をしました。Alissa が正しい発音を教えてくたり、見せ方のアドバイスをしてくれたりと手助けをしてくれました。研修前以来の久しぶりの練習でしたが、何回も練習を重ね最終的にスムーズにできるようになりました。

みんなで浴衣に着替えてホストファミリーをスタディセンター迎えさよならパーティーが開かれました。プレゼン中はとても緊張してしまい、途中セリフを飛ばしてしまいました。その後、一人ひとり前に出てホストファミリーにフォトフレームとジャーナルを渡しました。そのときに似顔絵も一緒に渡すと「いつ描いたの?!わからなかった!」と驚き、とても喜んでもらえて嬉しかったです。 Alissa にもお礼の色紙とプレゼントを渡しました。Alissa がみんなにハグをしてくれたときに涙が出そうになりました

家に帰ってからは最後の夜だったので、ホストファミリーとたくさん話をしましたスーツケースのパッキングについては Sheila がプロだったので指導を受けながら詰めました。




アイバースのクラムチャウダー

Alissa ありがとう



次へ


目次へ