平日

２月11日（月）

　雪で学校が休みになってとても残念でしたが、お昼頃にみんながショッピングモールに来ると聞いて、Karen が連れていってくれました。お昼は、野菜を食べたかったのでサブウェイでサンドウィッチを買って食べました。そのあとも少しショッピングモールをまわっていましたが、雪が降ってきたので「明日こそ学校あるといいね」という会話をしてみんなと別れました。

　夕食は、Karen と一緒に Shepherd's Pie を作りました。マッシュポテトと牛肉、野菜、コーンブレッドが層になっているので、ボリュームもあっておいしかったです。

２月12日（火）

　小学校訪問の予定でしたが、この日も雪で休みになりました。時間を掛けてプレゼンの準備をしていたので、とても残念でした。

　お昼過ぎには、だいぶ雪が融けていたので Emily の家に連れていってくれました。日本のお土産を渡したら、ハイチュウが１番気に入ったようで喜んでくれました。そのあとは、Emily と Kyle が家を案内してくれました。スポーツ観戦用の部屋や、２人の可愛い部屋があって、とても素敵な家でした。Emily と Kyle は２人が大好きなボードゲームを丁寧に教えてくれたので、夜までボードゲームをして楽しみました。Emily のお母さんの Kim が夕食も一緒にどうぞと誘ってくれたので、みんなでピザを頼んで食べました。デザートのシナモンロールは甘くてとてもおいしかったです。

２月13日（水）

　８時にスタディセンターに集合し、みんなでシアトルの観光へ行きました。シアトルへ行くのももちろん楽しみでしたが、久しぶりにみんなと会えたのがとても嬉しかったです。

　Kim の運転でまずはワシントン大学の学内を見学させてもらいました。建物も歴史がありそうな立派なものばかりで、特に図書館はハリーポッターの世界に入り込んだような気分になります。そのあとは、小さなチョコレート屋へ行き試食を楽しみながら、お土産とホストファミリーへ渡すバレンタインのチョコを購入しました。

　スペース・ニードルへ向かう途中、道を間違えたようでしたが、Kim はスムーズなUターンで対応してくれました。スペースニードルは屋外の展望台があり、これから過ごすシアトルの街を眺めることができました。天気があまり良くなく寒い日でしたが、それでも景色は綺麗だったので、天気のいい日にもう一度訪れたいと思いました。

　そのあと、お昼を食べるためにモノレールで移動しました。１番前の運転手さんの隣に座ったら汽笛のスイッチを押させてもらうことができました。お昼は、大きなベーコンチェダーバーガーをしおりちゃんと半分ずつ食べました。

　お昼を食べたあとは、パイク・プレイス・マーケットへ向かい、スタバ１号店やＴシャツ屋、魚屋などのいろんな店をまわって楽しみました。パイク・プレイス・マーケットの魚屋は、パフォーマンスがとても面白いのでお勧めです。関先生の授業で習ったガムウォールにも行くことができましたが、近寄らなければカラフルでとても可愛い壁です。ですが、壁には絶対に触らないようにしましょう。

　最後に、Uwajimaya というアジアの食材を揃えたスーパーへ行きました。日本の食材もたくさんあったので、朝食用にインスタントの味噌汁を買いました。ここで見つけたマカロニチーズはお土産にも人気で、みんな３つずつくらい購入していました。

　家に帰るとベビーシッターをしていたようで、幼稚園と小学生の子どもが４人来ていました。そのうちの女の子がとっても元気で、顔や手を舐められましたが、賑やかで楽しかったです。

２月14日（木）

　スタディセンターに集まったあと、消防署を訪問しました。考えてきていた質問をいくつかしたあと、消防服を着させてもらいました。消防服はとても重く、うまく歩くのも難しいくらいでした。ほかにも、消火用のホースを使った放水体験をしたり、消防車や救急車に乗って中を見たりできました。

　そのあと、スタディセンターへ戻り、昼食を食べてから午後は初めての授業を行いました。この日はバレンタインだったのでみんなでメッセージの交換をしました。途中で休憩を挟み、久しぶりにラジオ体操をしました。休憩中に「コインの見方が分からない」と Alissa に言ったら、残りの時間はお金の数え方や使い方について教えてくれました。

　家に帰ってから、前日にシアトルのチョコレート屋で購入したチョコレートを George とKaren に渡したら、とても喜んでくれました。特に、George にビターチョコレートをあげたところ、「ビターチョコレートが一番好き」と聞けて安心しました。

２月15日（金）

　アメリカの祝日についての授業をしました。この日１日だけでイースターとハロウィーン、クリスマス、サンクスギビングという４つの American holiday を体験することができました。昼食は、ターキーなどのサンクスギビングデーのディナーを再現したものを食べました。ターキーとクランベリーソースの組み合わせは想像よりもおいしくて、また食べたいです。

　デザートにパンプキンパイとアップルパイがあったのですが、お腹がいっぱいだったので、みんなで近くのショッピングモールへ散歩に行きました。そこで、Alissa が Peeps といったマシュマロのまわりに色付き砂糖が固められたようなお菓子を買ってくれたのですが、私には甘過ぎました。アメリカの子どもたちには人気のようです。スタディセンターい戻り、デザートを食べたあとは、みんなで時間になるまで簡単なゲームをしました。

　夕食は、延期になっていたウェルカムパーティーだったので Emily と Kyle を迎えに行ってからまたスタディセンターへ戻りました。みんなのホストファミリーと一緒に夕食を食べたあと、各々の家族の旗を作りました。私たちは、Emily の家にいる Max という名前の片目の犬とキリスト教をポイントに作成しました。

　ウェルカムパーティーのあとは、Emily の家で CLUE というゲームをしました。私は初めてだったので Emily とペアで挑戦しました。頭を使うゲームでしたが、ルールは簡単でとっても面白かったので、お土産に買いたいくらいでした。

２月18日（月）

　朝からスタディセンターで勉強をしたあと、お昼前にみんなで買い物へ出かけました。まずは、Krispy Kreme Doughnutsというドーナツ屋に行って、ドーナツの製造過程を見させてもらったり、みんなでドーナツをシェアして食べたりしました。ドーナツ屋の帽子ももらえてよいお土産になりました。

　そのあとは、隣のタコマモールへ移動して買い物をしました。２つのグループに分かれてショッピングモールをまわり、気になる店でチョコを買ったり、量り売りのフローズンヨーグルトのアイスを食べたりしました。アイスは試食しながら好きな味を選んで、チョコやフルーツを自分でトッピングできるので、とても楽しかったです。

　スタディセンターに戻ってみんなが迎えにくる中、私は16時半頃まで迎えが来なくて Alissa と話をしていました。Alissa が Karen に電話をすると、 Emily の家でボードゲームをしていたらしく、直ぐに迎えに来てくれました。この日は私の破けたスカートを Alissa が縫い直してくれたりもして、とても助かりました。

　夕食は、焼きそばと味噌汁を作りました。３人分をつくるのには少し小さめのフライパンだったり、長い菜箸がなかったりと大変でしたが、おいしくつくることができました。味噌汁のモヤシは少し苦みがあってもう少し茹でるべきだったなあと思いましたが、George と Karen はおいしそうに食べてくれて、嬉しかったです。

２月19日（火）

　午前中は、警察署と裁判所を訪問しました。警察署では、ボランティアの方が案内をしてくれて、普段は見ることのできない警察署の内部を見ることができました。パトカーやバイクも見せてくれたり、パトカーに乗せてもらえたりもしました。パトカーの色は、日本と全然違うし、後部座席のシートが硬かったりと驚くことばかりでした。

　裁判所では、普段は体験できない経験として裁判官の法服を着させてもらえ、それを写真に撮ってもらえました。

　そのあと、スタディセンターへ戻り、お昼を食べてから授業をしましたが、１時間くらいしたところで休憩になりました。Alissa が簡単な英語の絵本を３冊ほど読んでくれたり、家族旅行の写真を見せてくれたり、英語を使った簡単な言葉遊びゲームをしたりと、いつもの授業とは全然違いましたが、楽しかったです。

　夕食は、バレンタインデーのお礼と言って、Monster Burger という近くのハンバーガーショップへ連れていってくれました。メニューにはいろいろなハンバーガーがありましたが、よくわからない名前ばかりなのと、野菜が食べたかったので、 Vegetable Burger を頼んだら、本当に野菜だけのハンバーガーで驚きました。ハンバーガーはとても大きかったので、食べきれなかったフライドポテトは持ち帰りました。

２月20日（水）

　ドイツ村に行けるのを楽しみにしてましたが、天気があまり良くなかったので行き先が変更になり、Snoqualmie Falls という滝を見に行きました。ですが、ここでも天気のせいか滝がはっきり見えず、霧の中にうっすら見える程度でした。そのあとは、近くの小さな雑貨屋でおもちゃの小さな電車を買いました。

　次に立ち寄ったアウトレットモールでは、チョコレート屋があってみんなでお土産を買いました。ここでは、チョコがかかった犬用のクッキーを見つけることができてとても嬉しかったです。さらに、チョコレートでコーティングされたリンゴが売られており、店員さんが切り分けて食べさせてくれました。リンゴのまわりにはチョコレートとマシュマロがコーティングされていたのですが、中の青リンゴがさっぱりしていたので、食べやすくて美味しかったです。

　そのあとは、Bellevue Suquare というとても大きなショッピングモールに行って、中華のファストフード店でなつみとシェアして昼食を食べました。そのあと、LEGOの店でスターウォーズのキーホルダーを買ったり、パイク・プレイス・マーケットで買い逃したチョコレートを買うこともできました。帰りには、みんなでタピオカを飲みましたが、Strawberry Black Tea はイチゴの果肉も入っていてとてもおいしかったです。

　最後は、対岸にシアトルが見えるアルカイ・ビーチへ連れていってくれました。車を降りると小さな自由の女神の像もありました。自由の女神を見られると思っていなかったので、驚きながらも写真に収めました。この日は、風が強くてとても肌寒かったですが、景色はとてもきれいで、みんなと写真を撮ったり、思い出に残すことができました。

２月21日（木）

　スタディセンターに集まってすぐ数字のプレゼン練習と「カエルの歌」、「森のくまさん」の歌の練習をしました。そのあと、近くのショッピングモールに買い物に行くと、ナッツとクランベリーとチーズの軽食が売られていたので、翌日以降のお弁当用として購入しました。

　お昼頃を目指して、 Green River College に行きました。学内はとても広く、迷子になりそうでした。いぶきちゃんのホストマザーが案内してくれた図書館には、とても大きな本が置いてあって驚きました。

　午後は、シニアホームへ行きました。館内やシニアの方々が生活している部屋を見せてもらいましたが、とても豪華で素敵な施設でした。そのあと、小学校訪問が中止になってできていなかった数字の数え方のプレゼンと「カエルの歌」、「森のくまさん」を披露しました。帰り際には、イタリアンソーダという美味しいジュースを飲ませてもらいました。

２月22日（金）

　午前中は、スタディセンターでホストファミリーにプレゼントするフォトフレームづくりをしました。Alissa の用意してくれた画用紙や可愛いシールを使って、なんとか完成させることができました。

　午後は、みんなでボウリングをするために Secoma Lanes へ行きました。ボウリングをする前に場内のレストランでお昼を食べました。そこでは、Root Beer という飲み物や、ナチョスを食べさせてもらい、アメリカの食についても知ることができました。そのあとのボウリングでは、３レーンに分かれて行いました。私は、ボウリングが初めてだったのでガーターばかりでしたが、野中先生や Mary が教えてくれて１度だけ全ピン倒すことができました。

　夜は、夕食を食べたあと、George と Karen の知り合いのパーティーへ行きました。会場は山の上にあるゴルフ場だと教えてくれて、帰り際に見た夜景はとても素敵でした。

２月25日（月）

　１日みんなでプレゼント作りに取り組みましたが、なかなか終わらず、残り１日で終わる気がしなかったので、家に帰ってからもバレないように少しだけ作業を進めていました。

　家での夕食はこの日が最後でした。今までのお礼に、夕食づくりは私が行い、２人にお好み焼きを作りました。食べるときに、「自分でソースとマヨネーズを好きにつけながら食べるんだよ」と教えたら、楽しみながら食べてくれて嬉しかったです。また、お好み焼きソースは気に入ってくれたようでした。

2月26日（火）

　この日も George がスタディセンターまで送ってくれましたが、少し時間があったので遠回りをして George のお気に入りの場所を紹介してくれました。そして、午前中はみんなでプレゼント作りをしました。私は、ギリギリで終わらせることができて、さよならパーティーで渡したときも喜んでくれて、とても嬉しかったです。Emily たち家族にもたくさんお世話になったので、みんなで楽しんで見てもらえるように工夫をしました。

　昼食は、関先生から教えてもらったIvar'sという店のクラムチャウダーを食べに行きました。ここのクラムチャウダーはとっても濃厚で、凄くおいしかったです。シアトルに行く前から食べたいと思っていたクラムチャウダーを最後に食べることができて良かったです。

　午後は、みんなでさよならパーティーのプレゼンの練習をしたり、会場の準備をしました。みんなで浴衣に着替えたあとは、Alissa の提案で写真を撮りに外に出ました。２月だったので、とても寒かったですが、Alissa が「みんなが浴衣だから私も半袖で外に行く！」と言い出し、写真を撮ったあとはみんなで走って戻ってきたのも楽しい思い出です。さよならパーティーのプレゼンやプレゼントも成功して安心しました。Alissa が、授業で教えてくれたチョコレートケーキを作ってきてくれて、食べさせてくれたのも嬉しかったです。

　さよならパーティーには、Emily と Kyle も来てくれていたので、帰り道に Emily の家に寄ってみんなとお別れをしました。Emily たち家族とみんなで写真を撮って、ハグをしてお別れしました。最後には、「またおいでね」と言ってくれてすごく嬉しかったです。

　家に帰ってからは、残りの荷物をスーツケースに詰め、最終日の朝に会えない George とも最後のお別れをしました。George は「あなたの英語は素晴らしかった」と褒めてくれたので、もっとたくさん勉強して今よりも英語が上達したらもう一度会いに行きたいと思いました。

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