平日

２月11日（月曜日）

雪が降ってしまったため、スタディセンターには行けませんでした。朝食にリンゴのマフィンとグリーンスムージーを Sloan と Rachel と一緒に作りました。とっても幸せな気分になりました。

午前は Rachel が私の先生になって、家で英語の授業をしてくれました。Rachel は日本で宣教師をしていたこともあり、英語を日本人に教えていた経験があるので、私が理解できるように分かりやすく教えてくれました。

昼食に Red Robin というハンバーガーの店に連れて行ってくれました。アメリカで初めての外食だったので、飲み物のグラスの大きさに驚きました。日本のグラスの２倍くらいの大きさだったと思います。肉とベーコンの入ったハンバーガーとサラダを注文しました。肉厚なパテとカリカリのベーコンが、とてもおいしかったです。

昼食後、Sloan のお母さんの家に行くと、 Sloan のお兄さんもいました。すごく大きくて最初は怖いなぁと思っていましたが、とても優しい人でした。雪の積もっている寒い中 Tanner は湖に飛び込みをすると言うので、私とRachel と お兄さんで Tanner の動画を撮っていました。それから、ボウリング場に行きました。私はうまくできなかったのですが、すごく楽しかったです。

Chad がカレーが好きと言っていたので、夕食に Chad と一緒にカレーを作りました。お米は日本から持ってきたものを使いました。うまく作ることができるか不安だったのですが、おいしいと言ってくれて、おかわりまでしてくれたのですごく嬉しかったです。自分でもおいしくできたと思ったので満足でした。

夜に Rachel の友達とビデオ通話をしました。その人も日本で宣教師をしていた人でした。部屋の紹介をしてくれて、日本から買ってきたお気に入りものなどをたくさん見せてくれました。ぐでたまとたこ焼きが好きらしく、お部屋にたこ焼きの旗と、たくさんのぐでたまグッズがありました。嬉しそうに紹介してくれて、とてもかわいかったです。翌日の夕方から違うステイ先に行くために、パッキングをしてから寝ました。

２月12日（火曜日）

雪が積もっていたのでスタディセンターには行けませんでした。Chad が朝食に、私が日本からのお土産で持って来ていたインスタントの味噌汁と前日の残りの白いご飯にふりかけをかけて食べていたので、私も一緒に同じものを食べました。久しぶりの味噌汁の味に、ホッとしました。

ホストファミリーが「友達を呼んでいいよ！」と言ってくれたので、すぐにみんなに連絡をしました。ちょうど詩央理ちゃんから「行きたい！」とすぐに返信が来たので彼女を迎えに行ってから、 Rachel と詩央理ちゃんと私の３人でチョコレートピーナッツバタークッキーを作りました。甘くておいしかったです。久しぶりに詩央理ちゃんに会えたことがとても嬉しく、それぞれの家でどんなことをしていたかなどを話していました。

昼食にケサディアを作って食べた後、Rachel の運転で近くのモールに行きました。砂糖がたくさんまぶしてある甘いおやつを３人で分け合って食べながらショッピングをしました。

夕方に Guisingersのみんなとお別れをして、詩央理ちゃんのホストファーザーとホストマザーの車に乗せてもらい、夜景がきれいな所に連れて行ってもらいました。夕食に Pegasus Pizza に連れて行ってもらい、サラダと大きなピザを食べました。パン生地が厚いので２切れでお腹一杯になりました。チーズがたくさん入っていてとてもおいしかったです。その後、SUBZERO というアイス屋に連れて行ってもらいました。一番小さいサイズを頼んだのにも関わらず、店員さんがサービスで大きいサイズで作ってくれました。アイスの味はとてもおいしかったのですが、全てを食べることはできませんでした。あんなに硬くて冷たいアイスは初めて食べました。

その後、詩央理ちゃんのホストファミリーが Herndons の家まで車で送ってくれました。すごく緊張していましたが、ホストファーザーの Howard とホストマザーの Debbie が「待ってたよ〜」と優しく迎え入れてくれて、とても嬉しかったです。ここで詩央理ちゃんと彼女のホストファミリーとはお別れをして、Debbie が丁寧に家の案内をしてくれました。最初に、私が使わせてもらう部屋に行った時、勉強机の上にプレゼントが置いてあり、とても嬉しくて幸せな気持ちになりました。バスルームは私専用のものがあり、「いつでも自由に好きなだけ使っていいよ」と言ってくれました。 Herndon 家は過去に学生を何度も受け入れたことがあったため、バスルームにシャワーの使い方の写真と説明書きがあり、とても助かりました。この日から始まる新しい生活にワクワクしました。

２月13日（水曜日）

朝起きたらHoward はもう仕事に行っていました。なので、朝食は Debbie と２人で食べました。トーストとフルーツグリーンティーでした。この日はやっとみんなに会える！と思って、朝からウキウキしていました。詩央理ちゃんと彼女のホストマザーが迎えに来てくれて一緒にスタディセンターに向かい、すぐにバンに乗り込みシアトルへ向かいました。

この日は１日中シアトル観光です。最初にワシントン大学に行き、巨大な図書館に圧倒されました。まるでハリーポッターの世界にいるようでした。それからチョコレート屋に行き、お土産とホストファミリーに渡すバレンタインプレゼントを買いました。日本では味わえない味のチョコレートをたくさん試食しました。それから、スペースニードルや Pike Place Market という市場や、スターバックス１号店に行きました。市場ではホストファミリーへのプレゼントに、いい香りのする石鹸を買いました。Pike Place Marketでは面白いものをたくさん発見でて、とても楽しい日でした。

夕食は Debbie が作ってくれたブロッコリーとチキンの Casserole を食べました。すごくおいしかったので、たくさんおかわりをしました。私はチーズが大好きなので、これは私のお気に入りのアメリカ料理です。

Debbie と Howard に私の小さいころの写真を見せたらすごく喜んでくれました。

２月14日（木曜日）

朝起きたら頭が痛く、授業を休んでしまいました。Debbie が水やオレンジジュースをたくさん持ってきてくれたり、定期的に体調を確認しに来てくれたりと、とても親切に看病してくれました。感謝を英語であまり言えなかったのが悔しかったです。この日は薬を飲んでずっと寝ていました。夕方頃にリビングに行くと、Howard からバレンタインのプレゼントでバラとピンク色のお菓子と手紙がテーブルに置いてあり、すごく嬉しくて言葉になりませんでした。お返しに、Howard には前日に買ったいろいろな種類のチョコレートを、Debbie にはいい香りのする石鹸をプレゼントしました。

夕食に Debbie が食欲のない私に温かいチキンスープとクラッカーを持って来てくれました。その後、シャワーに行くと言ったら、Debbie がバスソルトを貸してくれました。いろいろ心配をかけて気を遣わせてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

２月15日（金曜日）

この日の授業ではスペシャルなアメリカの休日を学びました。クリスマス、サンクスギビング、イースター、ハロウィンを１日で体験しました。初めてターキーの丸焼きを食べました。アメリカではターキーにクランベリーソースをつけて食べる習慣があるので、私もチャレンジをしてみました。おいしかったです。その後、歩いて近くの Target というモールに行き、少しショッピングをしました。おもちゃ売り場のおもちゃが床にたくさん落ちていて、アメリカっぽいなぁと思いました。

家に帰る前に Debbie がお気に入りの絶景スポットに連れて行ってくれました。天気も良くてとってもきれいでした。写真もたくさん撮りました。

夜はウェルカムパーティーでした。みんなのホストファミリーと会って話ができて、とても楽しい夜でした。

２月18日（月曜日）

午前中に、Krispy Kreme Doughnuts というドーナッツ屋に行きました。ドーナッツが作られる工程を見たあと、何種類かのドーナッツをみんなで分け合って食べましたが、とても甘くて、飽きました。次に Tacoma Mall に行き、お土産をたくさん買いました。モールの中の Menchie's というフローズンヨーグルトのお店で、アイスを食べました。日本にはないようなフレーバーがあって面白かったです。

夜は、肉じゃがを作りました。味が薄くなってしまってあまり自信がなかったのですが、Debbie と Howard がおかわりをしてくれました。私の家では肉じゃがに糸こんにゃくを入れるのですが、２人とも糸こんにゃくを食べるのが初めてだったようで、すごく気に入ってくれました。

２月19日（火曜日）

フェデラルウェイの警察署を訪問しました。オフィスを見せてもらったり、パトカーに乗せてもらったりしました。同じ建物内にある裁判所にも訪問しました。そこには、裁判官の Larson さんがいて、彼の仕事の様子を見ることができました。さらに、法服を着させてもらい、Larson さんと一緒に写真を撮りました。とても貴重な経験ができました。

授業が終わったら、Jimmie と Ava の家に行き、ベビーシッターをしました。私は風邪がうつらないようにマスクをして行ったので、２人はすごく不思議そうに私を見ていました。Jimmie はマスクが欲しいと興味津々で、寝るまでずっとマスクを着けていました。

私が日本から持ってきたお土産のお返しに２人から絵とカードとポップコーンをもらいました。すごく嬉しかったです。私の宝物です。

２月20日（水曜日）

ドイツ村に行く予定だったのですが、雪の影響で予定がキャンセルになってしまいました。私が一番楽しみにしていた場所だったので、すごくショックでした。計画を変更して、スノコルミー滝と古い駅に行きました。しかし、滝はほぼ霧で覆われていたため、全く見ることができず、残念でした。その後、アウトレットモールに行きました。みんなでチョコレートのお店でお土産を買ったら、店員さんがサービスで、チョコとキャラメルとマシュマロでコーティングされているリンゴの味見をさせてくれました。すごくおいしかったです。さらに、Bellevue Square という大きなショッピングモールにも行きました。ここでもお土産を買うことができました。最後に、Alkai Beach に行ってたくさん写真を撮りました。とても楽しかったです。

夕食はバーベキューソース味のサラダを食べました。この日で Herndonsとはお別れなので、すごく悲しくなりました。パッキングをしたり、翌日に折鶴の飾り物をプレゼントをするために鶴を折っていたので、あまり寝ることができませんでした。

２月21日（木曜日）

Debbie と一緒に朝食を食べている時に、お別れが急に悲しくなり泣いてしまいました。Debbie が、「Green River College に行った時と、さよならパーティでまた会えるよ」と言ってハグをしてくれました。スタディセンターまで送ってくれた時、前日の夜に密かに作成していた折鶴の飾り物をプレゼントしました。内緒で作っていたはずだったのに、バレてしまっていました。でも、喜んでくれたので、とても嬉しかったです。

午前はシニアハウスに行くためにプレゼンと、「カエルの歌」と「森のくまさん」の歌の練習をしました。それから Green River College に行き、そこで昼食を食べました。Debbie が学内を案内してくれました。建物と建物の間隔が遠くてたくさん歩きました。留学組の人とも会うことができて嬉しかったです。

シニアホームまで詩央理ちゃんのホストマザーの Jane の車に詩央理ちゃんと晏里ちゃん、優ちゃんと一緒に乗せてもらいました。Jane がわざと荒い運転をして楽しませようとするので、すごく怖かったです。でも無事に生きているので、それもいい思い出になりました。

シニアホームはとても大きくて高級なホテルのようでした。中に入ったら、大広間が広がっていて入居者の方々が話をして楽しんでいました。家具もとても豪華で本当に驚きました。ビンゴやチェス、パズルなどを楽しむことができる部屋もあり、みなさん本当に楽しそうに優雅に過ごしていました。レストランも本格的で、テーブルコーディネートも美しかったです。

入居者の方々は、私たちのプレゼンを喜んでくれました。その後、入居者さんと少しだけ話をすることができました。

スタディセンターに戻ったら、Guisingers が迎えに来てくれました。久しぶりに会ったので少し緊張しましたが、どんな所に行ったのかなどの話を、写真を見せながらお互いに話をしました。

夕食は、長男の Reed とそのお嫁さんも来ていて、とても賑やかでした。Sloan が作ってくれたピザとサラダを食べました。すごくおいしかったです。

２月22日（金）

朝食を食べていると、Howard から孫が産まれたとのメールが写真と一緒に届きました。私がプレゼントした折り鶴のおかげだと言ってくれ、とても嬉しく、感動しました。すぐに Guisingers にも報告し、一緒に喜びました。とても幸せな出来事に関わることができて、貴重な思い出ができました。

午前はホストファミリーへのプレゼントでとしてフォトフレームを作りました。午後からはボウリングに行きました。ゲームをする前にボウリング場の中にあるレストランに行き、ナチョスと辛いチキンを野中先生から味見させてもらいました。辛くておいしかったです。ルートビアというイソジンの味のする飲み物はおいしくなかったです。

ボウリングでは詩音のホストマザーの Mary に指導してもらって、ストライクをとることができました。みんなとはしゃぐことができて、すごく楽しかったです。その後、管理人さんがボウリング場の裏側の仕組みを見せてくれました。ピンが想像以上に大きくて、倒れていく様子が迫力があり、面白かったです。

Chad が迎えに来てくれて、帰り道に一緒に図書館に行ってから家に帰りました。

夜に “Spirit”　という馬の映画を観ました。すごく感動しました。おすすめです。

２月25日（月）

１日中、ホストファミリーにプレゼントするジャーナル作成をしていました。私はふた家族分あったので準備を早めにしていたつもりでしたが、全く終わりませんでした。

家に帰ってから、ジャーナルが終わらなかったので徹夜で作り続けました。前もって書く内容を決めてジャーナル作成に臨んだほうがいいと思います。

２月26日（火）

この日は Rachel も一緒にスタディセンターに来てくれたのですが、ジャーナル作成をお昼までに終わらせなくてはいけなかったので、彼女と話せる時間があまりなかったのが残念でした。

昼食はアイバーズに行き、念願のクラムチャウダーを食べました。ずっと行きたかったお店だったので、すごく嬉しくてクラムチャウダーを１番大きいサイズでオーダーしてしまったので、食べきれず、持ち帰りをしました。

スタディセンターに戻り、さよならパーティーのプレゼン練習をしました。練習が終わったら、浴衣に着替えてホストファミリーの到着を待ちました。Debbie と Howard は生まれたばかりの孫のお世話があったので来られないかなぁと思っていましたが、Howard が来てくれて、すごく嬉しかったです。Howard から産まれたばかりの孫の写真のアルバムをもらい、すごく感動しました。Guisingersは４人全員が来てくれました。さよならパーティー本番のプレゼンは、緊張してしまって暗記していた言葉が出てこなくてすごく悔しかったです。でも、楽しんでできたのでよかったです。

さよならパーティーが終わった後、私がスーパーに行きたいと言っていたので、帰り道にスーパーに連れて行ってもらいました。そこでは、アメリカ滞在中に気に入ったお菓子と、Rachel と Tanner に聞いたおすすめのお菓子をお土産として買いました。

家に帰ったら、サプライズでプレゼントをもらいました。私の大好きなトルティーヤと、シアトルの風景の絵ハガキやカレンダー、モルモン書をもらいました。私の家族にアロマワックスウォーマーとアロマワックスをもらいました。嬉しい気持ちともうお別れなのか、という気持ちがあふれ出てしまい、涙が出ました。

夜は、寝てしまったら翌日になってしまうのが嫌で、眠りたくありませんでした。ベッドの中でこの３週間の写真を見ながら、あれこれを思い出しながら寝ました。

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