出発前



【事前準備】

@前期


・参加希望メール
 過去に参加した先輩方のレポートを読みました。そしてレポートを読んだ感想や、研修に参加したい理由、意気込みを書いた文章を野中先生に送りました。私は約900字にまとめました。

・写真リスト作成
 アメリカでホストファミリーに見せたい写真を50枚 選び、リストにまとめました。家族や建物などさまざまな写真を選びました。日本らしいもの、新潟らしいものがおすすめです。何度も添削を繰り返すので、早めに取り掛かかりましょう。
  ちょうどこの頃にホストファミリーとの話のネタにするために、毎年10月に行われる新潟シティマラソンのボランティアにみんなで参加申し込みをしました。 



A夏休み

・37のQ&A文書作り
 日本、新潟、自分の地元、青陵大学についての37の質問 に英語で答えます。答えの文だけで説明文となるような具体的で、アメリカ人小学生でも分かりやすいような解答を考えました。調べものもしっかりとやる必要があります。野中先生から何度も何度も添削してもらうので、とても時間がかかります。写真リストの比じゃないです。
 文書完成後は、野中先生の研究室に入る度にランダムで3つの質問に答えます。そのため英文をしっかり暗記します。質問に答えることができないと退出です。また入室すると1問追加で答える必要があります。私は8問答えたこともありました。実際に現地で聞かれる質問ばかりなので、早めに暗記した方がよいです。

・英語集中演習
 夏休みの3日間、1・2年生合同で日本語禁止の英語集中演習 に参加します。1〜5限ずっと英語のみの授業なので大変でした。英会話や料理、プレゼンなどさまざまな活動をしました。かなり頭を使ってハードな3日間ですが、楽しかったです。

・パスポート申請
 市役所でパスポートを申請しました。私は新潟市役所で申請し、受け取りまで1週間ほど かかりました。

・ホストファミリーに手紙を書く
 ホストファミリーに手紙を書きます。この手紙をもとにホストファミリーが決まります。自分自身のことや家族、好きなもの、アメリカでしたいことなどを詳しく書きました。もし苦手なものやアレルギー があったら、書いておきましょう。



B後期
 
・ドルに換金
 古町の第四北越銀行にみんなで行き、日本円をドルに換金しました。私たちのときは1ドル152円だったので、手数料合わせて1ドル約155円で換金できました。500ドルパック1つ、100ドルパック2つの計700ドル分を換 金しました。

・ホストファミリー決定
 ホストファミリー決定後、ホストファミリーへ受け入れのお礼のメールを送ります。同時にティーチャーガイドの Laura にもメールを送りました。お礼の他に、自己紹介もしました。その後何度かメールのやり取りをして、アメリカでしたいこと や普段のルーティンなどを話しました。私の受け入れ先は、以前ティーチャーガイドやホストファミリーを務めたことのある家族だったので、お気に入りの日本のお菓子はあるかを聞き、それをお土産に持っていきました。

・警察署、消防署、市役所、裁判所への質問を考える
 滞在中に上記の4か所に見学に行くので、4か所への共通質問を20個各施設への質問を20個 考えました。これがとても難関でした。これもたくさん添削を受けるので、具体的な質問を多く考えておく必要があります。下記のプレゼン準備と並行で行うため、かなり忙しいです。

・プレゼンテーションの準備
 アメリカの小学校で行うプレゼンテーションと、ホストファミリーに向けてのさよならパーティーの最終プレゼンテーションの準備をします。大きな画用紙に絵や文字をかく作業に時間がかかりました。その後原稿を考え、添削を受け、発表の練習をします。これも原稿を暗記する必要があります。ゆっくりはっきり 話すことを特に意識しました。最終プレゼンは、テーマを決めるまでもかなり時間がかかりました。

・浴衣の着付け練習
 さよならパーティーで浴衣を着るので、ファッション分野の先生方に浴衣の着付けを教わります。当日スムーズに着付けられるように、ここでしっかり覚え、家でも復習 するのが良いです。私は作り帯ではなかったので、それに苦労しました。大事な工程は写真を撮ってあとで見返せるようにしておくと、一人でも練習しやすいです。




【持ち物】

◎スーツケース
 97Lのスーツケースを購入しました。スーツケースの重さは23キロを越えてはいけません(帰国時は50ポンド)。超えると追加料金がかかることや、帰りのお土産のことを考えて荷物なるべく少なくすることをおすすめします。例えばシャンプーは約400ml持っていきましたが、髪が鎖骨程度の長さの私は200mlで足りました。
 ホストファミリーとの事前のメールのやり取りで、ドライヤーやバスタオルは用意してくれることが分かっていたので、持っていきませんでした。電子辞書の電池は出発前に新しいものに替えておけば、持っていく必要はないと思いました。刃物は絶対にスーツケースに入れます。

 日用品

 ヘアミルク、ヘアオイル、シャンプー、トリートメント、洗顔料、メイク落とし、ボディーソープ、化粧水、美容液、乳液、剃刀、眉毛用ハサミ、コンタクト洗浄液、コンタクトケース、歯磨きセット、綿棒、洗濯ネット、ボディスポンジ、泡立てネット、生理用品、マスク、ティッシュ、ハンカチ、ビニール袋、衣類用消臭スプレー、スリッパ、タオル

 着替え

 トップス(4)、ボトムス(3)、パジャマ(1)、下着(4)、靴下(4)

 その他

 プレゼン道具(ハンドアウト、イラスト、原稿、浴衣、下駄)、折り紙の本、日記帳、お土産 、ボストンバック、電子辞書用電池、650ドル


◎リュック
 アメリカに向かうまではリュックに別の荷物を入れておきました。機内に持ち込むには決まりがある物もあるので、よく確認しましょう。アメリカに着いてからは、ナップサックに荷物を入れて持ち歩きました。スマホは出発前にe-SIMを購入して、アメリカでも使えるようにしました。重要品はかばんの中でも分かりやすいように、ケースに入れると良いです。

重要品

 パスポート、スーツケースの鍵、新幹線切符、スーツケース受け取り伝票

お金

 50ドル、5,000円

機器類

 スマホ、スマホ用モバイル充電器、スマホ充電器、電子辞書

その他

 眼鏡、手袋、メイク用品、ヘアアイロン、ナップサック、イヤホン、ホームステイの本、スピコミのハンドアウト、筆記用具、マスク、ジップロック(機内では目薬などの液体は全てジップロックに入れます)


◎お土産

 Alissa(ホストマザー)

 和柄ふきん、和柄ステッカー、日本の皿

 Ralph(ホストファーザ)

 和柄ステッカー、和柄クリップ、フリクションボールペン

Imogene(ホストシスター)

 ハンドクリーム、キティのハンカチ

 Sebastian(ペットの猫)

 猫のおもちゃ

 Frederickファミリー

 桜と猫のグリーティングカード、もずくスープ、日本のお菓子(芋けんぴ、キットカット抹茶味、煎餅アソート、チーズアーモンド、たべっ子水族館)

 Laura(ティーチャーガイド)

 日本のお菓子(たべっ子水族館、キットカット抹茶味、雪の宿抹茶味)、招き猫のキーホルダー



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