冬学期 (1月〜3月)

1月からは、IEP Level 5 のクラスで勉強しました。秋学期で鍛えられたおかげで、授業にもスムーズについていけるようになりました。Level 5は、英語の学習に加え、Critical Thinking の学習に力を入れた授業内容でした。Describe(説明する)、Interpret(解釈する)、Evaluate(評価する)という3つのステップを踏み、自分なりに根拠を持って物事を判断するという練習をたくさん行いました。なかでも、絵画を鑑賞し、作品の意味や作者の意図を想像し、自分はそれについてどう思うかということを話し合う活動が面白かったです。

また、Level 5の授業では、図書館に出向き、司書さんから小論文における reference(参考資料)について学びました。参考資料の見つけ方から参照の表記の仕方など、アカデミックのクラス課題の小論文でその学びを活かすことができました。


Level 5でも引き続き、アカデミッククラスを一つ履修することになっており、私は Interpersonal Communication のクラスを取りました。秋学期に履修した地理のクラスとは異なり、クラスメイトの半分が留学生ではなく英語のネイティブスピーカーでした。コミュニケーションの授業なこともあり、グループワークで意見交換をする機会がとても多かったです。


個人的に、人との関係がどのように発展し、後退していくのかということと、「秘密」の共有や自己開示と人間関係の親密度とどのように関連するかということ、相手と対立を起こさないためにはどんな伝え方をするべきかということについての学習がとても興味深かったです。映画を例にとって、実際にキャラクター同士の関係性やコミュニケーションの仕方を分析する作業は、難しかったですが面白い活動でした。


授業内容がとても抽象的で専門用語も飛び交うので、初めの頃はグループワークへの参加どころか先生やクラスメイトの言っていることをすべて理解することさえ難しかったですが、友人と内容を理解するために話し合い、授業外での予習復習をしっかり行うことで授業にちゃんとついていくことができました。私は留学前に青陵短大でコミュニケーション論の授業を受け異文化理解やコミュニケーションに興味を持っていましたが、さらに詳しい内容をしかも英語で勉強することができ、本当にいい経験をすることができたと思います。

Interpersonal Communication のクラス

reference についての授業


Level 5 の授業では、先生が Interpersonal Communication のクラスの内容理解をしっかりフォローアップしてくれます。具体的な例を交えて、授業内容を丁寧に説明してもらえるため、アカデミッククラスで習ったことをもう一度しっかり復習することができました。先生方はとてもフレンドリーなので、分からないことがあればすぐに質問をしにいっていました!


面白くてかわいいクラスメイト



Level 5 のクラスメイトの大半は秋学期と同じメンバーでしたが、また新たにたくさんの人と仲良くなることができました。

学期末の最後の授業が終わったあと、IEP クラスの卒業証明書を先生方から直々に手渡してもらいました。IEP Level 5 をクラスメイト、友人たち全員で無事に卒業することができて、本当にうれしかったです!

クラス全員無事に Level 5 を卒業しました!



 
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