まとめ
しかし、私にとってこの6カ月間の留学は、周囲の人の反対を押し切って実現させたものでした。私は体調を崩しやすい体質で、また長期間実家を離れてひとりで生活した経験もなかったため、家族は私以上に留学について心配していたようでした。出発がせまる9月まで、英語のスキルアップに励み、留学の心構えを確認し、必要な書類を揃え、一緒にアメリカへ向かう友人や先生と伴に準備を着実に進めていきました。
父の助言通り、目の前の課題を一つひとつこなし日々の学習を続けたことで、アメリカでの生活にも慣れ、英語力も少しずつ向上していきました。その結果、授業も人とのコミュニケーションもより一層楽しめるようになり、自ら進んで人に話しかけたり、授業で発言したり質問したりするなど、以前よりも積極的な自分に成長することができたと思います。また、ハウスメイトと暮らしていくなかで、自分が困っているときはちゃんと人に頼ること、その代わり相手が困っているときは進んで力になることという、ごく当たり前のことではありますが、助け合って生活することの大切さも身をもって学ぶことができました。 この6カ月間の留学を通じて得たものは数え切れません。最大の目標であった語学力の向上だけでなく、広がったコミュニケーションの幅や、人の温かさも学ぶことができました。たった半年かもしれませんが、私にとっては人生で忘れられないかけがえのない経験です。留学を応援してくれた家族、サポートしてくださった先生方、旅行会社の横山さん、そして一緒に留学した仲間、ホームステイ先の家族、ハウスメイトや友人、関わってくれた全ての人々に、この場を借りて心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 これから、自分がこの半年で学んだことをどう日本での生活に活かし、お世話になった方々に還元できるかをじっくり考えていきたいと思います。 |
その他アルバム
![]() |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
目次へ