<事前準備>

 *課題

 夏休みが始まる前くらいから最初の課題が始まります。ダメ出しがたくさんあるので、締め切りに余裕をもって先生に提出するのがいいです。大変な課題ばかりですが、アメリカに行きたいという強い気持ちを持って頑張りました。


1.先輩のホームページを見て感想を書く

 最初の課題は、先輩のホームページを読んだ感想を野中先生にメールすることです。先輩のホームページを読んでいるうちにどんどんアメリカに行きたい気持ちが強まってくるので、それを書いて送ったらいいと思います。また、これから役に立つ情報がたくさん書かれているので、上手に活用しましょう。

 

2.アメリカに持っていく写真50枚のリスト作成

 ホストファミリーに見せるための写真を50枚考えて、リストを作ります。自分や身のまわりのもの、地元の写真などホストファミリーに紹介したいものを考えながら選びました。自分がホストファミリーの立場になって、どんな写真が見たいかを考えて選ぶといいと思います。季節のものなどは撮り忘れないように注意です! 大きさを比べる写真の時はわかりやすいように、ケータイなどを横において写真を撮るといいです。アメリカへ持っていく時には、簡単に英語の説明を添えました。私も写真をホストファミリーに見せながら、いろんな話ができたのでよかったです。

 

3.英語の質問に英語で答える

 夏休みくらいになると、先生から日本・新潟・地元・青陵についての質問が出され、それに英語で答えます。この課題は何度もダメ出しがあって、すごく大変でした。ですから、絶対に早めに取りかかるのがいいです! 実際に住んだり通ったりしていてもわからないことがあって、たくさん調べました。あんまり難しい言葉を使わずに、自分が使える程度の英語を使って答えたほうが覚えやすいと思います。またこれも、どういう風に説明したら相手がわかりやすいかを考えて答えましょう。この課題が終わってからは、野中先生の研究室に行くたびにこの質問が書いてあるカードを引いて答えます。最初は答えられずに退場もしましたが、アメリカに行った時にここでやったことを聞かれたのですごく役に立ちました。

 

4.ホストファミリーへの手紙

  まだ見ぬホストファミリーに手紙を書きます。そしてホストファミリーはこの手紙を読んで決まります! 手紙には自分の性格、家族のこと、趣味、好きなこと、好きな食べ物、嫌いな食べ物、アメリカでやりたいことなどいろんなことを書きました。子どもやペットがいる家にステイしたい人はここに書いておきましょう。私は動物にアレルギーがあったので、そのことも書きました。また、アメリカのお菓子を一緒に作りたいと書いたら、ホストマザーと一緒にケーキを作ることができました。また、手紙と一緒に自分と、自分の家族の写真送ります。私は天気のいい日に海へ行って友達と撮りました。これもダメ出しがあるので、何種類か用意しておきましょう。

 

警察署・消防署へ50の質問

  ここからはグループでの作業です。私たちのチームはSTICKSという名前で、この次の課題であるプレゼンの練習の時に棒立ちだったため、野中先生からこのように呼ばれていました。
 警察署、消防署へそれぞれ50問ずつの質問を考えます。この課題はすごく時間がかかりました。たくさんダメ出しがあるので、50問以上作っておかないと足りなくなります。質問もちゃんと話の流れを考えて、その順番にしないといけないので、とても大変でした。質問が完成すると、警察署と消防署へ質問をしに行きます。そのあとは質問してきた答えを英語に訳しました。グループのみんなで協力してやりましょう。

 

6.プレゼンテーションの準備

 最初に小学校で行うプレゼン、その次にさよならパーティーで行うプレゼンの準備をします。小学校のプレゼンの原稿は野中先生が用意してくれるので、それを覚えてジェスチャーをつけたり、プレゼンで使う絵を作ったりしました。さよならパーティーは自分たちでテーマを決めてクイズを3問考えたり、原稿を作るところから始めます。私たちは日本の大晦日についてプレゼンをしました。先輩たちとかぶらないようにたくさんアイディアを出しましょう! 原稿が出来上がるとハンドアウトを作ります。ハンドアウトの絵や、発表で使う絵でもたくさんダメ出しがありました。シンプルに見やすくて、アメリカの人もわかりやすい絵がいいと思います。そのあとはひたすら練習です! 声の大きさや話すスピード、イントネーションに気を付けて練習します。グループでお昼休みや放課後に集まって、たくさん練習しましょう。

 


*持ち物

<スーツケース>

  先生から紹介してもらった安いスーツケースを買いました。先輩から安く譲ってもらうこともできます。靴の空き箱を使って中を仕切ったりして、お菓子を割れないようにしました。重さに制限があるので気を付けましょう。

衣類 パーカー1枚、トレーナー1枚、カーディガン1枚、ジーパン3本、長袖シャツ、靴下1週間分、下着1週間分、スウェット
生活用品 シャンプー、トリートメント、ボディーソープ、歯磨きセット、爪切り、剃刀、フェイスタオル、バスタオル1枚、化粧品、化粧水、メイク落とし、寝ぐせなおし、コンタクト用品、メガネ、薬(常備薬、頭痛、風邪)、ウエットティッシュ、ティッシュ、ハンカチ、マスク、洗濯ネットなど
おみやげ おみやげでスーツケースの半分くらい埋まります。お菓子など壊れやすいものは、靴の空き箱など工夫して入れましょう。
浴衣、ビーチサンダル さよならパーティーで着ます。下駄だと荷物になるのでビーチサンダルで代用しました。
写真 写真に簡単な説明を入れて持っていきました。
プレゼンの道具 絶対に忘れてはいけません! 一番初めに入れてしまいましょう! 
ボストンバッグ 帰りにおみやげを入れます。ボストンバッグにも事前に名前のタグをつけておくといいです。
お金 手持ち以外の400ドルを入れました。
その他 スピコミで使ったプリント、充電器、電子辞書の電池など

<手持ちカバン>

 手持ちカバンはリュックやショルダーなど、手があくものがいいです。

パスポート 必ず持ってるか確認しましょう! アメリカに着いてからはキャリーバッグの中に入れて保管していました。
お金 100ドルと、出発日のお昼を買ったりするための日本円を持っていきました。
デジカメ たくさん写真を撮ります! 
電子辞書 常に持ち歩いて、わからない言葉はすぐに調べます。
筆記用具 ノートをとったり、日記を書くのに使います。
ファイル 重要書類をなくさないようにファイルに入れてまとめていました。
ホームステイ英会話の本 時間がある時に見ていました。
スーツケースの鍵 重要です! なくさないようにしましょう。  
その他 携帯電話、ウォークマン、腕時計など

 


*おみやげ

約1万円分買いました。 George にあげるものを最後まで悩みました。

みんなに お菓子(うまい棒、パイの実、クランチ、イチゴミルフィーユ味のキットカット、ポッキー)、だるまの柄のカイロ お菓子をたくさん持っていきました! うまい棒はチーズとコーンポタージュ味を持っていきましたが、本当に大人気でした。特に子どもたちは大好きです。キットカットはアメリカでも売っていましたが、アメリカには普通の味しかないからと言って喜んでくれました。教会で会った人にもあげたりしました。カイロは説明するのがすごく難しかったです。
George
(ホストファーザー)
湯のみ、フクロウのお手玉、ちりめんがま口財布、ハンカチ フクロウのお手玉は、さっそく次の日から車に飾ってありました。がま口財布も車用のコインケースとして使ってくれていました。
Karen
(ホストマザー)
ちりめんうさぎおひなさまセット、万華鏡、やじろべえ、ちりめん巾着、ハンカチ どれも喜んでくれてリビングに飾ってくれました。巾着はメイクポーチにしてくれていました。おみやげを渡した後に、「アメリカにようこそ!」と言ってGeorge と Karen がハグしてくれてすごく嬉しかったです。
Emily リラックマのタオル、お菓子(こんぺいとう、たべっこどうぶつ)、いろんなシール、ぬり絵、万華鏡、カチューシャ、糸電話、いちごとケーキの消しゴム、指人形 Emily は普段からカチューシャをしていたので、私のあげたカチューシャもつけてくれていて嬉しかったです。万華鏡は前に他の学校からの留学生にもらっていたようで、すでに持ってました。糸電話はすごく不思議がっていて、喜んで遊んでくれました。
Kyle トトロのタオル、お菓子、ピカチュウの車のチョロQ、いろんなシール、ぬり絵、紙風船と吹き戻し、吹き上げパイプ、指人形 吹き戻しと吹き上げパイプにすごく喜んでいて、 Emily や Kim と一緒に遊んでいました。紙風船は Emily の方が気に入っていて、よく一緒に遊びました。
Kim さくら柄のコースター、CD 私はB'zが好きなので、CDを持って行って説明しました。
Greg さくら柄のコースター Kim と色違いのコースターにしました。
Denise
(ティーチャーガイド)
エコバック チームで持ち寄ってひとつにまとめて渡しました。

 

 

次ページへ

目次ページへ