日本への帰国当日

 3月6日の火曜日、ついに日本へ帰国する日がやって来ました。この日は朝から支度するのがつらくて、いつ泣いてもおかしくないくらいでした。 Kathleen は前日から体調を崩していたので、お別れを言うことができるか心配だったのですが、支度を終えてリビングに行くとすでに待っていてくれました。私は前日から用意していた手紙を読み、プレゼントしました。その時にはもう号泣していたので、2人に笑われてしましました。また、2人からのサプライズプレゼントで、ビートルズのTシャツと大好きなキャンディーをもらいました。さらに、 Kathleen からは、「私たちの娘なのだから、いつでも戻ってきて」と、 Bill からは「いつも大切に思っていることを忘れないで」という本当に温かい言葉をもらい涙が止まりませんでした。たくさん一緒に遊んだ猫たちともお別れし、とうとう家を出発する時間になってしまいました。何度もハグしてもらい、 Facebook で連絡取り合うことと、また戻ってくることを約束してスタディーセンターへ向かいました。荷物の重量をチェックするときも一発でOKが出ず、調整しなければならなかったのですが、泣き続けていたためになかなかできず、友人が協力してくれて本当に助かりました。
 全員スタディセンターに集まり、 Denise の挨拶を聞いてから記念撮影もしました。なかなか笑えませんでしたが、口角を無理やり上げたことを覚えています。それから最後のお別れをして、バスに乗り込む時にはみんな泣いていました。空港までの移動時間も、私たちのグループはみんな号泣でした。空港に着き、搭乗券の手続きを終えると、 Denise ともお別れしなくてはなりませんでした。平日は毎朝、早朝からお世話になっていたので、とても寂しかったです。ひとりずつお別れをしているとき、「あなたには、もう1度会える気がする」と言ってもらえたので、また
絶対アメリカに戻って来ようと思いました。 Denise は最後まですてきな笑顔で見送ってくれました。

涙のお別れ

 

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