お別れ

 

3月5日(月)

 午前はジャーナルの作成をひたすらしました。私は休日中にほとんど終わらせていたので、お世話になった警察署、消防署、老人ホームなどにサンキューカードを作っていました。午後は皆で Sayonara パーティーの会場作り。少し時間があったのでジャーナルが終わった人から買い物に出かけました。戻ってくると、浴衣に着替え、プレゼンの練習をしました。パーティーが始まって、私たちのチームは2番目の発表で、私のホストファミリーは最前列に座っていたのでとても緊張しました。本番は間違えることなくできたので、満足でした。プレゼンの後は皆で Denise にサプライズプレゼントを渡し、ホストファミリーと記念撮影しました。もう日本に帰るんだなと思うと、少し泣きそうになりました。
 家で荷物の整理をしていると、Tana と Kara がプレゼントをくれました。私とホストファミリーの名前が入ったTシャツとゾウのぬいぐるみをもらいました。また、Mike が今まで撮った写真を使って DVD を作ってくれました。何時間もかけて制作してくれたので本当に感謝です。また、Tana からは絵をもらい、Kara は手紙を書いてくれました。泣きそうになりましたが、我慢しました。その日の夜は Tana と Kara の小さい頃とディズニーワールドに行った時の映像を観ていました。明日で帰るということを忘れてしまうほど、いつも通りに過ごしていました。

大切な家族です 今までありがとうDenise

 

3月6日(火)

 Tana と Kara が学校へ行く前に起き、2人にあいさつをしました。 Tana からは「泣かないで」と言われました。そして Kara から前日書いていた手紙をもらい、「教会で開けてね」と言われました。2人が学校へ行った後、恵理ちゃんが家に来て、私の荷物整理を手伝ってくれました。スタディセンターには早めに着いたので、さっそく Kara からもらった手紙を読みました。KaraとTanaからメッセージが書かれており、日本語で「ありがとう」とありました。それを見て涙が出てきて、Debra に「もう泣いてるの?」と言われました。皆がそろって、先生にスーツケースの重さを量ってもらいました。土産を買いすぎたせいで重量オーバーしたので、先生の予備のスーツケースに入れてもらいました。別れが近づいてくるにつれて、涙が止まらなくなりました。別れのときは Debra にしばらく抱きついていました。
 空港でチケットをもらうと、座席番号が書かれていなかったのでゲート近くの受付に確認してもらいました。皆より飛行機に乗り込むのが遅れたので、焦りました。皆と席はあまり離れませんでしたが、隣にいた赤ちゃんが始終泣いていたので眠れませんでした。でも、映画が観られたので、行きの時よりは退屈せずに済みました。

また会いに来るからね お別れいやだよ〜 3週間楽しかったよ

 

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