出発前準備



<アドバイス>
 課題は完成してもダメ出しをたくさんされるので、早めにとりかかるといいと思います。仲間と協力して、めげずに終わらせましょう。めんどくさがらずに、コツコツが大切です。提出期限を必ず守りましょう


<前期の課題>

1.語学研修に参加した先輩のホームページを見て感想文を送る。(7月)
 ホームステイに参加しようと思った理由や、ホストファミリーと何をしたいかなどを書いて送りました。先輩たちのホームページを読んで実際のホームステイの雰囲気をつかんでおくといいと思います。

2.アメリカへ持っていく50の写真リストを作る。(7月頃)
 日本(新潟)特有の風景やもの、自分にゆかりのある地などをリストに入れました。思い出の写真や子どもの頃の写真を入れるのもいいと思います。作ったリストを先生にメールで送り、添削してもらいます。そうすると赤字でダメ出しされたものが帰ってくるので、根気強く考えましょう。私は5回目くらいでOKをもらうことができました。写真はホストファミリーと話す話題になるので、忘れずに撮りましょう。


<夏休みの課題>


1.英語の質問に英語で答える。(8月)
 日本、新潟県、地元、青陵に関する質問です。質問は37個あり、答えを考えるだけでもかなりの時間がかかります。この課題も先生にメールで送り、添削してもらいます。ダメ出しをかなりされるので、提出期限の1週間前には必ず提出し、何度も添削してもらいましょう。1回目に送ったメールがほとんど赤字で返ってきたときは衝撃でした。私は「この課題を終わらせることができるのだろうか」と本気で不安になりました。何度もダメ出しをされると、何がダメなのかさえ分からなくなるので、友達に助けてもらったり、自分で文法を調べたりしてがんばりました。15回目くらいの添削でやっとOKをもらえました。冠詞や前置詞、アメリカと日本の単位に気をつけましょう。私はこの課題が1番しんどかったです。この課題が終わると、先生の研究室に行くたびに問題が出されます。答えられないと退場をくらうので、なるべく簡単で短く覚えやすい英文を考えるといいと思います

2.ホストファミリーへの手紙(8月頃)
 家族構成やペット、趣味、ホストファミリーとやりたいことなどについて書きました。アレルギーや嫌いな食べ物などは書いておいたほうがいいと思います。動物が苦手だという人もいると思いますが、アメリカの家庭にはほとんどペットがいます。何か動物によるアレルギーがないかぎり、手紙にペットのいない家庭がいいと書いてはいけないようです。この手紙を読んだホストファミリーたちが私たちを選びます。手紙はだいたい便箋3枚くらいを目指すといいと思います。短すぎると書き直しになります。気合を入れて正直に書きましょう。きっとステキなホストファミリーに出会えますよ!

3.パスポートを取る(9月)
 すでにパスポートを持っている人は取る必要はありませんが、有効期限を確認するのを忘れずに! 私はパスポートを持っていなかったので、申請に行きました。初めて1人で市役所に行き手続きをするのはなかなか緊張しました。しかし手続きの書類には保護者のサインも必要なので、1人ではなく保護者と行くのをおすすめします。パスポートができるのは一週間後くらいです。地域の申請場所により、できるまでの期間が違うようなので、要確認ですパスポートも先生に提出するので、期限に遅れないよう早めに申請手続きをしましょう


<後期の課題>


1.消防署・警察署への50の質問を考える。→英語に翻訳する。
 まずは日本の消防署・警察署への質問を考えます。ネットで調べてすぐに答えがわかる質問は質問リストに入れないほうがいいと思います。初めに個人で何個か質問を考えてからみんなで意見を出し合ったり、放課後も学校に残って考えたりしました。なかなか骨の折れる課題でした。質問は先生にチェックしてもらうと数がだいぶ減るので、多めに考えていくのがいいと思います 。また日本語の言い回しや文末が他の文と統一されているかなど細かくチェックされます。この作業が終わると、次はシアトルの消防署・警察署に同じ質問をするために日本語の質問リストを英語に翻訳する作業になります。英語に翻訳するとわかりづらい質問などは、省いても大丈夫でした。

2.プレゼンテーション準備
・小学校
 現地の小学生に日本語での数の数え方を教えます。原稿はすでに先生が書いてくれたものがあるので、自分たちで考える必要はありません。自分が読むパートを、紙を見なくてもスラスラと言えるように頑張って覚えましょう 。説明用のイラストを自分たちで描きます。5セットくらい作るので、時間がかかりました。早めに取り組んだほうがいいと思います。

・ホストファミリー
 ホームステイ最終日のSayonara Partyのときに日本についてのプレゼンテーションをします。プレゼンテーションの内容とクイズ3問を自分たちで考えます。歴代の先輩たちと内容がかぶらないようにしましょう。大人から子どもまで楽しめるものにしたほうがいいと思います 。クイズは同じパターンのものにならないように気をつけました。イラストは1セットで大丈夫です。



<持ち物>

・スーツケース

 プレゼンの道具  イラストが折れないようにスーツケースに入れました。
 浴衣  下駄がけっこうかさ張りました。
 アルバム  写真の説明がうまくできず、後悔しています。英語でひとことずつ説明文をつけ ていけばよかったと思いました。
 お土産  これでスーツケースの1/4が埋まりました。
 服  ズボン4本、上の服4枚、インナー5枚、スウェット1セット、下着・靴下1週間分
 日用品  歯磨きセット、化粧水、シャンプー&コンディショナー、剃刀、鏡、化粧落とし、洗濯ネット、ハンドタオル3枚
 お金   400ドル


・手持ちカバン

両手の空くリュックなどがおすすめです。

 パスポート  忘れたらシアトルへ行けません! 
 大事な書類/ファイル  警察署・消防署の質問リストや英語集中演習のときに配られたプリントを持っていきました。
 英会話の本  飛行機の中で少し読みました。
 会話表現をまとめたメモ帳  先輩のホームページやインターネットで調べた表現をまとめました。
 電子辞書  常に持ち歩くので必ず持っていきましょう。
 デジカメ  ホストファミリーとたくさん写真を撮りましょう! ペットも忘れずに!
 筆記用具  飛行機の中や授業で使います。
 ウォークマン  アメリカはラジオ局がたくさんあって楽しかったです。洋楽がたくさん聞けました。
 化粧品  液体の持ち込み容量が決まっているので、ジップロックを持っていくといいと思います。
 お金  100ドル、8千円
 デジカメ・スマホの充電器  忘れると大変です。




<お土産>

 ホストマザー  和柄のタオル、親指が分かれた靴下、ボ−ルペン、い草のスリッパ、和菓子のストラップ、寿司のマグネット
 ホストファーザー  和柄のタオル、親指が分かれた靴下、ボ−ルペン、歌舞伎のファイル、i Phone用の手袋、エビフライのストラップ
 ホストシスター  和柄のタオル、親指が分かれた靴下、和柄のシュシュ、金魚柄のうちわ、トトロのぬいぐるみ、桜の香りの消臭剤
 ペット(ねこ&フェレット2匹)  猫じゃらし、ボール
 お菓子  LOOKチョコ、日本酒のチョコ、柿チョコ、チョコパイ、チロルチョコ、ベビースター、ポッキー、明太子味のさきいか






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