お別れの日
3月2日(木)
前日は全然ぐっすり眠れなくて、朝も5時くらいに目が覚めてしまいました。この日帰る実感もまったくなく、スーツケースに荷物を詰めて準備をしました。朝ごはんを食べて、スーツケースの重さを量ると、ギリギリで不安だったので、減らしてから行きました。前日に Mike の車が壊れて使えなくなってしまったので、朝おのちゃんと Gwen が迎えに来てくれました。Melody と Myra と写真を撮って、お別れを言って外に出ました。荷物を車に乗せたり、Molly にもお別れを言っていると、Mike が来て、バットマンのバッジを私のコートに付けてくれました。そのバッジはMike がいつもジャケットに付けていたもので、前に私が「なんでそのバッジを付けているの?」と聞くと「俺、実はバットマンなんだ。」と言われ、「最近バットマンを見ないのは、俺がバットマンだからなんだよ。」と言って、おもしろい人だなあと思っていました。きっと大切なものなのかと思っていたので、それを自分にくれた時はすごくうれしかったし、感動しました。その瞬間に、もう自分は日本に帰るんだという実感がわいてすっごく悲しく、寂しくなりました。車に乗る直前にも Melody がハグしてくれてかなり泣けました。
車に乗ってスタディセンターに向かう途中でも、お別れのシーンが何回も頭をよぎって悲しかったです。Gwen が私にポケットティッシュをくれました。日本のものとは全然違って、柔らかくなくてびっくりしました。スタディセンターに着くと野中先生がスーツケースの重さを最終チェックして、みんなそれぞれのホストファミリーとさよならをしました。野中先生になんでバットマンのバッジついてるのみたいなことを言われて、それでまたさっきのお別れの時を思い出してすごい寂しくて泣けました。
空港に着いて、Laura ともお別れになりました。ギリギリのところまで来てくれて、お別れをしました。日本に帰りたくないと思ったし、3週間毎日が楽しい思い出でいっぱいだなあと思い、アメリカに来ることができて本当によかったと感じました。
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