最終日

　この日は集合時間が早く、準備もあったため、６時頃に起きました。朝食は、一番好きなピーナッツバターシリアルを食べました。 TerriLee が「今日で奈緒とお別れなのは寂しいわ」と言ってくれたので、「私も寂しい」と伝えると、「あなたは寂しくないわ」と言われました。不思議に思い聞いてみると、「あなたは家族に会えるからよ」と言われました。その考えはなかったので、少し納得しました。

　スーツケースへの詰め込みを終わらせると、 David が重さを量ってくれました。余裕があったので褒めてくれました。

　家を出る前に猫にお別れを言いたいと言うと、二人とも理解し微笑んでくれたので、感謝の気持ちを込めて一匹ずつ撫でました。いつもはあまり触らせてくれなかった子も、この日は触らせてくれて嬉しかったのですが、これでお別れだと思うと、とても寂しかったです。

　ホストファミリー二人とスタディセンターに着くと、この日で最後なんだという実感が湧き、悲しくなりました。伝えたいことはたくさんありましたが、うまく自分の気持ちを伝えられず、悔しかったです。ですが、二人とも一生懸命聞いてくれました。私が泣きそうになっていると、 David と TerriLee がハグしてくれました。空港へ向かう車に乗ってからも、手を振ってくれたので嬉しかったです。

　Alissa は荷物検査の前までついてきてくれました。最後に一人ずつと話し、ハグをしてくれました。 Alissa と別れたあとは、出発まで時間があったので、みんな買い残しがないようにお菓子や化粧品を買っていました。飛行機の中では、３週間あったことを思い出し、本当にあっという間だったと感じました。

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