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 ここでは留学先のグリーンリバーカレッジについて記します。


 まずは何をするのか?

 到着した次の日から学校に向かいます。


オリエンテーション

 


 授業が始まる前の数日間、オリエンテーションがあります。学校についての説明を聞いたり、予定されているイベントの情報を得たり、友達を作ったりします。ご飯も提供されます。後日、アドベンチャートリップというものがあり、そこで1日様々なアクティビティをします。友達を作るいい機会ですので積極的に話しかけに行くとよいです。




 授業がはじまります。


 Intensive English Program という英語を集中的に勉強するプログラムではレベルが1〜5 と分かれています。レベル分けは渡米する前に Zoom でテストを受け、自分がどのレベルからスタートするかを知ります。 私はレベル3からスタートしました。

 



レベル3(9月〜12月)

 先生は Fidda。サーリッシュホールというキャンパスの中心に位置する建物で授業を受けました。時間は正午から4時までの4時間でした。クラスメイトの総数は20人弱で、インドネシア、中国、ミャンマー、日本、モロッコから来た人たちで構成されていました。

Speaking

 プレゼンテーションは週間に1回 のぺースで行いました(最後の週は2回)。クラスメイトとのペアワークをしたり、劇のようなプレゼンテーションをしたり、ひとりで行うものもありました。パワーポイントを作らなければならない発表があるので、パソコンが必須です。時間は3〜4分程度で、時間を超えたり、足りなかったりすると減点されます。

Grammar

 ハンドアウトが配られ、文法の基礎から勉強します。レベル3では教科書を購入する必要がありますが、実際使ったのは2回だけでした。前学期にレベル3だった学生から教科書を貰ったという友達がいたので、人のつてを借りて手に入れるのもよいと思います。文法に関することで40分間プレゼンをする授業があったので、復習が必要でした。課題は文法問題で、紙ベースで提出します。

Writing

・パラグラフの書き方を学びます。
・中間テストが終わったあたりから、エッセイの書き方を学びます。授業では2つのエッセイを手書きし、最終テストは90分で書き終えます。エッセイの書き方は細かいルールがたくさんあるので覚えるのは難しいですが、先生が親切に教えてくれるので心配ありません。課題はエッセイの構成を考えることで、書く前に先生にチェックしてもらいます。

Listening

 TEDトークというものを使い、著名人や専門家のプレゼンテーションを聞きます。ノートをとって、問題に答えます。テスト時は大学の短い講義の音声が流れ、ノートをとり、問題に答えます。

Reading

 短めの読み物が与えられ、グループで読んでいきます。いくつかの問が出されるので、それに皆で回答します。

 

授業

 Fidda




 冬休みに突入、来る冬学期。

 だいたいレベルが1つ上がれば、難しさや課題の量について苦しくなります。冬休み中に遊んでおき、体制を整えておきましょう。


レベル4(1月〜3月)

 先生は Hanna。図書館の建物の中で授業を受けました。時間は朝の時から2時までの5時間でした。木曜日のみ12時半に授業が終わり、地理のクラスが1時から1時50分までありました。クラスメイトの総数は12人で、中国、ミャンマー、インドネシア、モロッコ、カンボジア、日本、そして韓国から来た学生で構成されていました。授業の初めにたくさんのカードの中から1枚引き、書かれたトピックについて自分達の意見を言い合う、ということを毎日していました。

Speaking

 プレゼンテーションは合計で6回しました。クラスメートとのペアワークは1度だけありました。その他はひとりでするものでした。6回のうち3回はトピックを知らされず、10分で準備をしてその場でプレゼンテーションをする形でした。パワーポイントを作る機会があるので、パソコンは必須です。また、ペアワークは連帯責任として評価されるので、自分から積極的に準備すると良いでしょう。制限時間内にプレゼンテーションを終えられなければ減点されます。

Grammar

 基本の文法は中間試験までにゆっくり確認し、学期後半は関係代名詞や接続詞の使い方について学びました。教科書はなく、パソコン上でスライドを見ます。課題は文法問題をパソコン上で解答します。課題の内容は主に予習でした。

Writing

 エッセイの書き方を習います。選択肢の中から1つトピックを選び、書きます。1度書いたものを先生に添削してもらい、個人面談をそれぞれ行います。何について書くかは地理のクラスで学んだものに関係しているものもありました。課題はエッセイの構成を考えることで、書く前に先生に確認してもらいます。また、毎週1回30分間日記を書く時間が設けられました。
 中間テストが終わったあたりからアーギュメントエッセイの書き方を習います。その内容を使ってプレゼンテーションをすることもありました。

Listening

 地理の授業の課題の動画を見ることがあります。20分程度の動画を見て、ノートを取ります。内容を問う課題が出されるのでパソコンで入力し、提出します。動画や映画を見て新しい単語を学んだり、問に答えたりもしました。リスニングのテストは期末テストの時のみ行われ、内容は大学の短い講義を聞き、ノートを取り、問題に答えるというものでした。

Reading

 地理の授業の課題として課される読み物を読んでいきます。その量は膨大で、内容も難しく読み解いていくのにとても時間がかかります。パソコン上でそれについての課題を提出し、次の日、授業内で先生に解説をしてもらいます。

Hanna




地理の授業

レベル4では週に1回アカデミック(一般)クラスの学生と一緒に地理の授業を受けます。50分程度です。シアトルに流れる川やそれについての歴史を学んでみたり、森の中で良い意味の孤独を感じてみたり、アメリカの道路とヨーロッパの道路を比べてみたりします。座学だけではなく、川や森など直接現地に行って体感する授業もあります。成績の評価はグループでプレゼンテーションを行い、その出来栄えによってなされます。



 森に行ったとき






授業だけじゃない、楽しいこともあります。


学校が提供する楽しいイベントがたくさんあります。クラブ活動やジムだってあります。




トリップ


 学校が開催するトリップがあります。バスに乗ってシアトルの美術館に行ってみたり、ドイツ村に行ってみたり、ボウリングに行ってみたりと、内容は様々です。交通費はかかりますが、自力で行くよりは格段に安くいけますし、そこで友達を作ることもできます。



イベント


 小さいイベントから大きいイベントまで盛りだくさんです。中国のお正月をお祝いするイベント、ハロウィン、バレンタインなどの大きなイベントだけではなく、平日のお昼から無料のドーナッツやハンバーガーがもらえるイベントがあったりなど様々です。大学のインスタグラムのアカウントをフォローして最新情報をまめに確認していました。


ジム

 学校内にジムがあります。様々な器具があり、何でもし放題です。となりには体育館があり、時間ごとに様々なスポーツが予定されています。バレーボールやバトミントン等の時間に参加して友達を作りました。


クラブ

 様々なクラブがあります。私が2回ほど参加したクラブ活動では、ゲームをして大勢で楽しもうというものでした。アートクラブにも参加してみたかったのですが、授業と時間がかぶってしまい断念しました。興味があるクラブのアカウントをインスタグラムで見つけ、活動日程や何をするかなどを調べました。

 



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